筋肉の働き
こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。
本日は筋肉の働きについて説明していきます。
一つの動作をするとき、その中心となる動きを主働筋といいます。
その主働筋の働きを補助する筋肉を協働筋といい、また、その働きと逆に働き筋肉を拮抗筋といいます。
ある筋が動くときには、それに対する拮抗筋が自動的に弛緩することによって動作がスムーズに行うようになります。
これを相反神経支配といいます。
1,肘を曲げた場合
①上腕二頭筋が主働筋として収縮します。
②そのとき上腕筋や腕橈骨筋がそれを補助します。
③そして拮抗筋である上腕三頭筋は相反神経支配によりリラックスするように指令をうけて弛緩します。
2,肘を伸ばした時
①上腕三頭筋が主働筋として収縮します。
②上腕二頭筋が拮抗筋となり弛緩します。
※拮抗筋は自動的に弛緩しますが完全に脱力すると関節を痛めることもあるので、わずかに緊張し動く速度や角度が調節されます。
ある筋を鍛えるときには、その協働筋や拮抗筋も鍛えることで筋力のバランスがよくなり、筋パワーをより効果的に発揮することが可能になります。
逆にその筋力に偏りがでると弱いところにストレスがかかり、筋や関節を痛める原因になります。
トレーニングをする際にそのエクササイズはどの筋肉がメインに鍛えられ、協働筋はどれか、拮抗筋は何かを理解しておくとパフォーマンスの向上、怪我予防に大きく役にたちます。
是非、この機会に理解していきましょう。
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