運動単位
こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。
本日は運動単位について説明していきます。
私たちの身体は脳からの指令によって筋肉が収縮し、骨と骨をつなぐ関節を動かすことで運動が行われるしくみになっています。
脳からの指令は脊髄を通り運動ニューロンと呼ばれる神経を経て筋肉に達すると筋肉が収縮します。
筋肉の構造は糸のような無数の筋繊維が束になったものであるが枝分かれした運動ニューロンからの刺激は、数10から数100以上もの筋繊維を同時に収縮させます。
この同時に収縮する筋繊維のまとまりを運動単位といいます。
つまり、この多数の筋繊維が集まった運動単位が、さらに多くの筋繊維が集まった運動単位がさらに多数集まって筋を構成しているということになります。
運動単位はそれを構成する運動ニューロンのタイプによって分類されます。
タイプⅠ繊維
サイズが小さく収縮は遅いが疲労しにくい
タイプⅡ繊維
サイズが大きく収縮が速いが疲労しやすい
上記の運動単位は筋力を発揮するレベルによって動員されるタイプが決まります。
筋力の水準が低い時はタイプⅠ繊維が発揮水準が高い時はタイプⅡ繊維が動員されます。
分かりやすくいうと、、
※軽い重量での筋トレ、ランニングやスイミングなどの有酸素運動系などはタイプⅠ繊維が動員されます。
※高重量での筋トレやダッシュ、クイックリフトなどのような瞬発力が求められる運動はタイプⅡ繊維が動員されます。
そのためトレーニングを行うときは目的によってどのタイプの運動単位を動員させるトレーニングを行うかどうかが重要となります。
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