柔軟性の定義
こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。
本日は柔軟性の定義について説明していきます。
身体の柔軟性は関節の可動域とその範囲内で筋肉と腱をどれだけ伸ばせるかという筋肉と腱の伸張性によって決まります。
特にスポーツでは、その競技に応じた適度な柔軟性が必要です。
柔軟性が高ければ不意に起こる衝撃を吸収してくれたり、関節の可動範囲をおる程度超えて生じる捻挫や肉離れなどの発生率を下げたり怪我を未然に予防する効果を期待できます。
また、関節の可動域が広がれば手足の動きに加速度が加わり、より速く動いたり、より高い筋出力も期待できます。
特に体操やバレエなどの動きを表現する芸術的スポーツでは柔軟な身体は演技を美しく魅せる上で欠かせない要素となっています。
とはいえ、、、
関節可動域が過剰に広いと逆に怪我の原因にもなります。
つまり、それだけ関節が不安定になります。
転倒や衝突の影響で関節が可動域を超えてしまい捻挫や骨折を引き起こしやすくなる要因にもなります。
骨格や筋肉は人体を支える支持機能を持ち合わせています。
関節の可動域が通常よりも広い方は筋力トレーニングで関節の安定性を高めケガを回避する必要があります。
人それぞれにより骨格の状態が異なるため、関節の可動域には個人差があります。
生まれ持った関節の可動域が狭い場合、たとえば180度の開脚を目指して熱心にストレッチを積んだとしても関節の構造上、可動性が構造的に制限を受けるわけですから目標に達することは難しいでしょう。
それを強引なストレッチで無理に引き伸ばそうとすると可動域の限界を超えてしまい、関節を保護する機能を壊してしまう危険があります。
ストレッチは柔軟性の改善に非常に有効であるものの、その範囲には限界があります。
ストレッチを行うときは決して無理をしないことが大切です。
あとトレーニング前の適切なストレッチは筋の出力を向上してくれますが、過剰なストレッチは筋の出力が下がってしまい、いつもよりも重量が扱えなくなるので注意が必要です。
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