最大筋力とは?
最大筋力の一般的な求め方としてバーベルなどの器具を使い、一度しか挙上できない重さを最大筋力として評価します。
専門的には最大反復回数1回の重さということで、その重さを1RMと表しています。
たとえば、その人にとってベンチプレスやデッドリフトなどで1回で持ち上げられる限界が100㎏であったならば、1RMは100㎏ということになります。
最大努力で収縮したときに発揮する最大筋力は、、、
・筋の横断面積
の上記3つで主に決定されます。
筋力は、筋肉量ではなく筋の断面積に比例します。
また。この断面積を測定するとき、筋は筋繊維の走行方向に収縮して力を発揮するため、最大筋力は解剖学的断面積ではなく、生理学的断面積でみる必要があります。
筋繊維には速筋繊維と遅筋繊維があり速筋繊維は遅筋繊維に比べて強い力を発揮できるので筋の中に占める速筋繊維の比率が高い方が発揮できる筋力は大きくなる。
筋は多くの運動単位から構成されているが筋力を発揮するときにすべての運動単位が動員されるわけではなく、通常そのうちの数10%が動員されているに過ぎません。
この運動単位の動員率を高めることが最大筋力のアップにつながります。
0コメント