スポーツトレーニングのカテゴリー
競技力向上のためには各スポーツに必要な体力(運動能力)と技術(スキル)を考慮したトレーニングが必要です。
運動能力としての体力には、筋力、筋持久力、スピード、瞬発力、敏捷性、平衡性、柔軟性などの要素がありますが競技種目やポジションにより求められる体力要素に差があり、それらを強化するためのトレーニング方法のバリエーションも幅広くなります。
たとえば筋力トレーニングだけでもその目的が筋肥大なのか、筋力やパワーを高める目的なのかで同じバーベルやダンベルを使うにしてもやり方が大きく異なってきます。
また実施した筋力トレーニングの効果をスポーツパフォーマンスに結び付けるためには、実際のスポーツ動作にできるだけ類似した運動様式(筋活動様式、動作スピード、動作姿勢、関節角度、動作方向)で負荷をかけることも必要である。
このようにスポーツトレーニングにおいては各スポーツの競技特性や個人の体力特性を明確にしたうえで目的を達成するのに最も適した方法が選択されなくてはいけないのではないかなと思います。
近年、各スポーツにおける競技成績の向上やスポーツ科学の発展に伴い、従来的なトレーニング方法に加えて、新しいトレーニング方法が生み出されてきています。
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