動機づけを高める方法


こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。

本日は動機づけを高める方法ついて説明していきます。



<達成動機>

自ら障害を克服し、より高い水準で難しい目標を成し遂げようと努力する欲求を達成動機といいます。ダイエットなどでの成功は達成動機の強さに起因するといってもいいでしょう。




<達成可能な目標の設定>

達成動機の強さは

成功欲求

失敗回避

の2つの要因のバランスによって決まります。


成功欲求が失敗を恐れる気持ちよりもずっと大きければ達成動機は高くなります。

逆に、失敗を極端に恐れれば成功の可能性を低く見積もって達成動機は低くなります。


一般的には目標を設定する際、やればできそうだと感じられる成功の確率が50%程度になるように定めるのが普通の心理です。


自分に自信のない方や無力感をもってしまった場合、いくらトレーニングをしても身体がかわらない、体重が落ちない、記録が伸びないといった失敗体験を積み重ねることにより達成動機は徐々に低くなります。


最終的には自分の努力や行動では結果を変えることができないとネガティブに思ってしまいがちになります。

重要なのは成功体験の積み重ねであり、適切な目標を設定しそれに挑戦していくことを考えましょう。




<原因帰属>

原因帰属は大きく分けると2つのタイプがあります。


<内的要因>

内的帰属とは、結果に対する原因を、自分自身に求めることを意味します。

例えば、

  • 努力不足
  • 能力の不足
  • 考え方の間違い
  • 工夫が足りない

などが挙げられます。内的要因にする傾向がある方は、問題解決能力を向上しやすく、学校の成績もよい傾向があることがわかっています。

一方で自責が強くなるので、過剰になるとメンタルヘルスに悪影響になることもあります。



<外的要因>

外的帰属とは、結果に対する原因を、運や状況に求めることを意味します。

例えば、

  • 運が悪かった
  • 他人のせいだ
  • 国のせいと考える

などが挙げられます。

外的要因にしがちな方は、問題解決力が下がり、成績が悪くなりやすいことがわかっています。一方で、過剰に自分に責任を求めないので、楽天的な面もあります。



動機づけを高めるものとしては内的要因の原因帰属が好ましいでしょう。




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