身体を動かすエネルギー源
こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。
本日は身体を動かすエネルギーの仕組みついて説明していきます。
人間の身体は筋肉の収縮によって活動します。
そのエネルギーとなるのがATPです。
ATPは主に炭水化物、脂質、タンパク質の3代栄養素から作られます。
1,炭水化物からの生産
ATPの主な原材料となるのが炭水化物です。
炭水化物は体内に取り入れられた後、グルコース(ブドウ糖)に分解されます。
血液中に放出されたグルコースは血糖として一定の濃度に保たれエネルギーとして使用される機会に備えます。
そして筋肉の中でグリコーゲンに再合成されるか、乳酸菌にまで分解されATPをつくりだします。この際に余ったグルコースは肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されます。
それでも余った分が脂肪となって体内に蓄積されます。
2,脂肪からの生産
脂肪は必要なときに遊離脂肪酸とグリセロールに分解されます。
遊離脂肪酸は筋肉の中で分解されてATPとなります。
3,タンパク質からの生産
タンパク質はアミノ酸に分解されて主に筋肉作りに貢献されます。
タンパク質がATPの生産に使われるケースは少なく、体内に過剰にある場合や炭水化物や脂質が不足している時(極度の空腹状態)のもATPの原料となります。
こうして作られたATPは筋肉の中に貯蔵されます。
ATPがADP(アデノシン2リン酸)とリン酸に分解されるときにエネルギーを生み、これがあらゆる身体活動の源になります。
ATPを分かりやすくしている動画です。ぜひご覧ください。
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