体力の概念と体力要素
体力には主に2つの要素があります。
身体的要素(筋力や柔軟性などの要素)
精神的要素(やる気やストレスに対する抵抗力などの要素)
この2つを合わせた総合的な能力で成り立っています。
そして体力を理解する上で重要なのが
行動体力と防衛体力という考え方です。
行動体力は行動を起こして作業するための活動能力です。
身体的要素の行動体力
(筋力、敏捷性、柔軟性、体格)
精神的要素の行動体力
(意思、判断、意欲)
一方、防衛体力は基本的な生命活動を維持するための生存能力といえます。
気温の変化に応じて体温調節する力や、病気に対する免疫力、ストレスに耐える力などがここに含まれます。
防衛体力は目に見えにくい能力なので見落とされがちですが健康維持という点において非常に重要な体力の概念です。
行動体力の向上を目指しているスポーツ選手も防衛体力が弱く免疫力が低ければ体調を崩すことになり行動体力の発揮を妨げてしまいます。
スポーツを普段行わない方にとってもストレスや病気の耐性を高めたり、普段の日常のパフォーマンスを安定させるためにも防衛体力の概念はとても重要になってきます。
防衛体力を鍛えるという目的でも体力を向上させることをおススメします。
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