呼吸器と呼吸運動
こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。
本日は呼吸器系について説明していきます。
人や魚は酸素を体内の取り組むことで生きています。
それは細胞がエネルギーを得るためです。
消化、吸収された栄養素はそのままではエネルギーにはなりません。
酸素の力があってはじめてエネルギーになります。
魚は鰓を通して酸素を取り込むのに対し、人間は空気から肺を通して酸素を取り込みます。
取り込まれた酸素は循環器系を通じて各細胞に運ばれます。
その代わりに二酸化炭素が排出されます。
この生理現象を呼吸といいます。
空気と血液のガス交換を外呼吸(肺呼吸)
血液と細胞とのガス交換は内呼吸(組織呼吸)
と呼びます。
呼吸器系は気道と肺から構成され鼻腔から咽頭までの部分を上気道
気管・気管支を下気道といいます。
気管支は分岐を繰り返し、やがて数億の肺胞になります。
肺胞は袋状の形をしています。その周囲には毛細血管が取り巻いています。
肺胞ではとりこんだ空気に含まれる酸素が毛細血管を通って血液に移動し血液からは全身から集められた二酸化炭素が細胞内に取り込まれるガス交換が行われます。
呼吸は延髄にある呼吸中枢で調節され吸息運動と呼息運動によって行われます。
吸息運動は外肋間筋や横隔膜の収縮により胸腔(肋骨と胸椎、肋骨、横隔膜に囲まれた空間)
が拡大することで行われ呼息運動は内肋間筋の収縮、横隔膜の弛緩により胸腔が縮小することで行われます。
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